
概要説明
オブシディアンは、火山の噴火によって急冷されたマグマから生まれる天然ガラスです。主に黒色で、金色・銀色・虹色などの模様が入ったタイプも存在します。その鋭い輝きと強い存在感は、持つ人に力強さと冷静さを与えるとされ、古代から道具や武器にも使われてきました。
効果・意味
「真実を映す鏡」とも言われ、心の奥底にある感情や過去の傷、トラウマを表面化させ、解放へと導く力があるとされます。感情のコントロールを助け、ネガティブな思考を断ち切り、前に進む勇気を与えてくれる石です。邪念や悪意を跳ね返す魔除けとしても優れています。

歴史・言い伝え
古代アステカやマヤ文明では、オブシディアンを鏡として使い、神と交信する儀式に用いられました。また、刃物としても活用され、儀式用のナイフや武器に加工されていました。名前の由来はローマ時代にこの石を発見した探検家「オブシウス」から来ています。

取り扱い・浄化方法
オブシディアンは水や太陽光にも強く、比較的扱いやすい石です。ただし天然ガラスのため、強い衝撃や鋭利な角には注意が必要です。浄化には月光浴、セージの煙、水晶クラスターの上に置くなどの方法が効果的です。持ち主の精神状態を吸収するため、定期的な浄化がおすすめです。
